kiyomaro's diary

Road of Resistance

舟勝@御宿

f:id:kiyo-maro:20160325231321j:plain

本日はさくらいさん、S木さん、K又さんと御宿。いつもお世話になっている皆さんに、美味しい酒と肴を堪能して頂こうと。個人的にも、前回の訪問が今年3月で、かなり空いてしまったので行きたかったんですわ。

電車に揺られ揺られ着いた頃には、御宿の海岸はすっかり夕暮れ時。大きな波に乗る無数のサーファー達がまるでアシカのようだ(さくらいさん談)。

f:id:kiyo-maro:20160325231323j:plain

寄せては返す波をボーっと見つめながら砂浜を行ったり来たり。ここで小一時間ほど過ごすんですわ。そうしてアタマとココロが「無」というか「まっさら」になったところで海岸を後にし、民家を抜け学校の前を通り坂路調教をこなして(S木さん談)。

f:id:kiyo-maro:20160325231322j:plain

舟勝へと辿り着く。

f:id:kiyo-maro:20160325231342j:plain

ガラッと引き戸を開け中に入ると、「よぉ!いらっしゃい、久しぶり!」と御主人の笑顔に迎えられる。あぁまたこの店に来ることができたという満足感。それだけでもうオナカいっぱいになりましたw、いやいやせっかく来たんだから美味しいものを頂きましょう。

今回は4名ということで奥の座敷に通される。いつもカウンターなんで、初めてっす。普通の民家の客間のような和室に、置物がいくつか。妙に居心地が良い。暖房が効いててね、寒い中えっちらおっちら歩いてきた我々には最高のオモテナシ。

f:id:kiyo-maro:20160325231324j:plain

f:id:kiyo-maro:20160325231325j:plain

まずはビールで軽く喉を潤しお通し、山芋・茸・海老を潰して固めたもの。で続いて、どうだ!と言わんばかりのド迫力の刺し盛り。ピッカピカに輝いてますね。サワラ、メジマグロ、アジ、真蛸、イナダ。どれも肉厚、脂が乗っていてトロトロ~。でこれに合わせ選んだ日本酒は、撮り忘れてしまったけど十四代の愛山純吟である。白旗。降参。参りました。

f:id:kiyo-maro:20160325231326j:plain f:id:kiyo-maro:20160325231327j:plain

サワラの焼きもの、鰯の煮たの、銀杏の小皿。なんとなく燗酒が飲みたくなる取り合わせ。しかしここで選んだのは十四代の雄町wこういった席では贅沢したらええねん。

f:id:kiyo-maro:20160325231328j:plain f:id:kiyo-maro:20160325231329j:plain

季節によって魚が変わる酢なめろう、本日はブリ。10分ほど待って表面が白くなったところをパクリ。はぁ。溜息。「3年振りに沖漬けが作れたんだよ!使えるイカが入らなくってさ!」、そういえば、初めて舟勝を訪れた2005年7月に沖漬けを頂いて以来、出された記憶が無いなと思い当たる。最初はルイベ状のシャリシャリした食感と口の中で溶ける旨味を楽しみ、時間が経つと皿の上で溶け柔らかくなったイカは、タレが染み込んだ肝と身の濃厚な味わいが酒の肴に最高である。

f:id:kiyo-maro:20160325231330j:plain f:id:kiyo-maro:20160325231331j:plain

松の司の愛山はアル添だけど、美味いなぁ。どっしりと腹にくる濃さ。で本日の煮魚はキンメ。かなりデカイ。一人で来るときは、これだけの大型の魚は食べられない(出されない)のでありがたいありがたい。デカイから雑な味ということはもちろん無く、こちらもすこぶる脂が乗っていてトロトロ~。

 

f:id:kiyo-maro:20160325231332j:plain f:id:kiyo-maro:20160325231333j:plain

で次の日本酒は東洋美人の羽州誉。呑んだことなかったんで封開けしてもらったw、最近の東洋美人らしからぬ?味の乗り具合で美味かったなぁ。うるめ鰯は焼きたて熱々のうちにパクっと頭からいくと、ワタの苦味が何とも言えぬ雑妙な大人の味。

f:id:kiyo-maro:20160325231334j:plain f:id:kiyo-maro:20160325231335j:plain

さきほどまでのドッシリ系から、君盃、英君とフルーティーで甘さを感じるデザートっぽい酒を頂きながら、普段さくらいのカウンターでしているような笑い話でダラダラと盛りあがるw、皆さんをみると、美味い魚介と酒を堪能しオナカいっぱいで満ち足りた表情。よかったよかった。

f:id:kiyo-maro:20160325231336j:plain f:id:kiyo-maro:20160325231337j:plain

f:id:kiyo-maro:20160325231338j:plain

最後に頂いた漬物、ご飯、シジミ汁。なんてことない一品一品が、普通に美味い。うるめ鰯を醤油、生姜、ニンニクなどに漬け込んだものをご飯にかけて頂くと、美味すぎて泣きそうになったw

f:id:kiyo-maro:20160325231339j:plain f:id:kiyo-maro:20160325231340j:plain

デザートにリンゴ、お土産にミカンまで頂いちゃって。

こちらに来ると必ずお会いする船頭さんには「どっかで見たことある顔だな?」とあのダミ声でからかわれるw、帰り際には「今度来るときは彼女を連れてこいよ!」と耳の痛い話しであるww

本日は同行者の皆さんにも満足して頂けたようで、御主人と女将さんには毎度毎度感謝でいっぱいです。伺う度に新たな発見、新たな感動を味わえる、舟勝。奥が深い…。また来年も必ず伺います。

f:id:kiyo-maro:20160325231341j:plain